コンディション
最終更新
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コンディションは、エンドユーザーが条件のルールを指定できるウィジェットです。
上記の例では、
Salesforceで取得したリードの「リードソースの値」がWeb
であった場合はTrue
を判定し
Salesforceで取得したリードの「リードソースの値」がWeb以外
であった場合はFalse
を判定します。
エンドユーザー変数の型が「コンディション」の場合に利用できます。
左辺・右辺のそれぞれについて、タイトルや入力方法などを設定します。
condition関数の第一引数には、型が「コンディション」であるエンドユーザー変数を入力します。
condition関数の第二引数には、エンドユーザー変数の値を受け取って判定を行うためのlambda関数(無名関数)を入力します。
lambda関数は以下の形式で入力します。
以下の例では、
右辺はエンドユーザーの入力値(Web
)のまま評価します。
左辺は、「Salesforceのレコード(リード
)」から「エンドユーザーの左辺の入力値(リードソース
)」をキーにして値(Web
, Phone Inquery
, Partner Refferal
etc...) を取得し、それを評価します。
エンドユーザーは条件として、左辺と右辺が「等しい」を指定しているため、
Salesforceで取得したリードの「リードソースの値」がWeb
であった場合はTrue
になり、
Salesforceで取得したリードの「リードソースの値」がWeb以外
であった場合はFalse
になります。
Salesforceの「レコードが作成された際に実行」トリガーを設定します。オブジェクトは「リード」にします。
続けてHubSpotの「人物情報を作成」アクションも設定します。
コンディションのエンドユーザー変数を作成し、ウィザードに割り当てます。
左辺はSalesforceの「オブジェクトのフィールド一覧」アシストとし、参照フィールドのデフォルト値は「Lead」にしておきます。
右辺はテキスト入力のままにしておきます。
これにより、左辺にはエンドユーザーが「リードオブジェクトの任意のフィールド」を指定できるようになり、
右辺でその「フィールドの値」を指示できるようになりました。
これらの条件が満たされた場合のみトリガーを実行させるために、Salesforceのトリガー条件を設定します。
トリガー条件のifのデータにcondition関数を入力し、状態:等しい、値:True で設定します。
これにより、Salesforceのレコードが作成された際に、エンドユーザーが指定した条件が満たされた場合のみ、HubSpotにデータを連携することができます。
HubSpotの「コンタクトが作成・更新された際に実行」トリガーを設定します。(詳細な設定は後で行います)
続けてSalesforceの「レコードを作成」アクションを設定します。オブジェクトは「Lead」にします。
コンディションのエンドユーザー変数を作成し、ウィザードに割り当てます。
左辺はHubSpotの「人物情報読み込み可能フィールド一覧」アシストとします。
右辺はテキスト入力のままにしておきます。
これにより、左辺にはエンドユーザーが「コンタクトオブジェクトの任意のフィールド」を指定できるようになり、
右辺でその「フィールドの値」を指示できるようになりました。
ソリューションエディタに戻り、HubSpotのトリガー設定を詳細に行います。
そのため、エンドユーザーが指定したプロパティを取得できるように、リストソースや要素フィールドを設定します。
そのうえで、エンドユーザーが指定した条件が満たされた場合のみトリガーを実行させるために、HubSpotのトリガー条件を設定します。
トリガー条件のifのデータにcondition関数を入力し、状態:等しい、値:True で設定します。
これにより、HubSpotのレコードが作成された際に、エンドユーザーが指定した条件が満たされた場合のみ、Salesforceにデータを連携することができます。
コンディションの判定結果をソリューション内で使用するには、の「condition」もセットで利用してください。
HubSpot のとして、対象のレコードが持つ全てのプロパティを取得できるわけではなく、指定したプロパティのみを取得できる仕様になっています。 (Record ID, Create Date, Last Modified Date はデフォルトで取得されますが、それ以外のプロパティは指定しない限り取得できません)