アシスト
最終更新
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アシストは、対象SaaSのAPIを呼び出して動的にエンドユーザーに選択肢を提示するウィジェットです。
エンドユーザーごとに異なるSlackのチャンネル名、Salesforceのフィールド、GoogleDriveのフォルダ一覧、スプレッドシート一覧などを選択肢として表示し、エンドユーザーがそこから選択を行うことができます。
以下の例は、Slackのチャンネル名一覧をエンドユーザーがウィザードで選択する画面です。
ウィザードエディターでアシストを使うためには、エンドユーザー変数の入力方法をアシストに選択します。 入力方法をアシストに選択すると以下のスクリーンショットのように、「どのアシストを使うのか」を選択することができます。
アシストは、ソリューションの中で使用しているコネクタの中から選択することができます。
選択された値は、他のエンドユーザー変数と同様にソリューション内で利用できます。
ただしアシストでは、エンドユーザーに表示される文字列(ラベル)とソリューション内で使用する値は基本的に異なります。
例えばスプレッドシートの「スプレッドシート一覧」アシストでは、 エンドユーザーへの表示:スプレッドシート名(無題のスプレッドシート 等) ソリューション内での値:スプレッドシートID(1blz3HY........ 等) となります。
エンドユーザーがアシストで選択した値は、Anyflow Embed のシステムにより静的に保存されます。エンドユーザーがウィザードの設定を済ませた後は、選択された値を固定値としてソリューションを実行します。
これにより、連携先SaaSの中でアシストで選択した値が削除されるなどの理由で無効となった場合、ソリューションがエラーとなる可能性があります。 例えばSlackチャンネルをアシストで指定した後で、そのSlackチャンネルが削除された場合はソリューションがエラーとなります。
アシストによっては、依存関係が存在するものがあります。 例えば、スプレッドシートのシート一覧取得アシストを選択すると、以下のスクリーンショットのように表示されます。
アシストによって、赤枠で囲っている部分が変わります。 スプレッドシートのシートは、以下のスクリーンショットのように、スプレッドシートに依存しています。
したがって、スプレッドシートのシートの一覧を取得するためには、親であるスプレッドシートを指定する必要があります。
以下のスクリーンショットの例では、スクリーン1に配置されている スプレッドシート
というエンドユーザー変数を選択します。
スクリーン1 に配置されているスプレッドシート
というエンドユーザー変数には、スプレッドシート一覧のアシストが設定されているため、スプレッドシートの情報がエンドユーザーから入力され、スプレッドシートのシートの一覧がアシストできるようになります。
これを防ぐためには、ソリューションの中で や を使い、無効な値が指定されても回避できるように設計を行ってください。 ご不明な点があればAnyflow CSチームにご連絡ください。