freee会計の取引データを取得する
このレシピについて
このレシピは、freee会計 APIリファレンス - 取引API を参考に記述されています。
freee会計の「取引データ」とは
freee会計では、法人や事業の「資産」や「負債」などの増減に関する動きを、用途(勘定科目など)や決済状況とともに「取引」として記録します。 (参考:「取引」について - freeeヘルプセンター)
freee 会計API を利用することで、指定した事業所に登録された取引データの一覧を取得できます。
freee会計の「取引データ」の構造
{
"deals": [
{
"id": 101,
"company_id": 1,
"issue_date": "2019-12-17",
"due_date": "2019-12-17",
"amount": 5250,
"due_amount": 0,
"type": "expense",
"partner_id": 201,
"partner_code": "code001",
"ref_number": "123-456",
"status": "settled",
"deal_origin_name": "手動",
"details": [],
"renews": [],
"payments": [],
"receipts": []
}
],
"meta": {
"total_count": 100
}
}
Anyflow Embedで取得する
Anyflow Embedでfreee会計の取引データを取得する手順を紹介します。
freee会計の取引データをスプレッドシートに一括追加するというシンプルなソリューションを作成し、取引先に含まれるデータを把握します。

1. Clickトリガーを設定する
Clickトリガーを設定します。

2. freee会計コネクタを設定する
freee会計コネクタを追加します。

3. 事業所の入力アシストを設定する
以下の通りエンドユーザー変数を作成します。

ウィザードの設定に移動します。 「事業所」のエンドユーザー変数の入力方法をアシストにし、事業所一覧を取得できるようにします。

4. freee会計のカスタムアクションを設定する
ソリューションエディタに戻り、freee会計コネクタを以下の通りに設定します。
カスタムアクション名
取引データを取得
HTTPメソッド
GET
リクエストパス
api/1/deals
リクエストヘッダー
※ 設定不要
リクエストタイプ
※ 設定不要
レスポンスヘッダー定義
※ 設定不要
レスポンスタイプ
json
「リクエストURLパラメータ」ではキーにcompany_id
を、値にはエンドユーザー変数の「事業所」を設定します。

また、「レスポンスボディ定義」には以下の設定を行います。

{
"deals": [
{
"id": 101,
"issue_date": "2019-12-17",
"amount": 5250,
"type": "expense",
"status": "settled"
}
]
}
5. スプレッドシートの列名を設定する
スプレッドシートコネクタを追加し、以下の通りに設定を行います。
アクション
1行追加
スプレッドシートID
任意のスプレッドシートID
シートID
任意のシートID

「ヘッダーの列名」は以下の通りに設定します。
id
issue_date
amount
type
status
「行データ」にも同じ様に設定します。

6. スプレッドシートに一括追記する
スプレッドシートコネクタを追加し、以下の通りに設定を行います。
アクション
行を一括追加
スプレッドシートID
任意のスプレッドシートID
シートID
任意のシートID
「ヘッダーの列名」は以下の通りに設定します。
id
issue_date
amount
type
status
「リストソース」は以下の通りに設定します。

「要素フィールド」は以下の通りに設定します。(「i番目のdeal」から項目を選択します。)


7. ウィザードを設定する
必要な認証をウィザードに追加します。
8. テストを行う
テストを行うと、スプレッドシートにデータが追加されていることがわかります。
最終更新