kintoneコネクタとkintone(OAuth)コネクタの違い

概要

Anyflow Embedにはkintoneに関する2つのコネクタが存在します。

このページでは2つの違いについて説明します。

kintoneコネクタ

kintoneコネクタでは、認証はkintoneのアプリ単位で行います。 したがって、利用できるAPIもアプリ単位のAPIに限られます。

認証に必要な情報は以下のとおりです。

  • アプリID:kintoneで作成したアプリのIDを入力します

  • APIトークン:上記アプリの設定画面から作成したAPIトークンを入力します

  • サブドメイン:kintoneアカウントに割り振られたサブドメインを入力します

kintone(OAuth)コネクタ

kintone(OAuth)コネクタでは、認証はkintoneのアカウント単位で行います。 したがって、利用できるAPIはアプリ単位に限定されず幅広いAPIを利用できます。

認証に必要な情報は以下のとおりです。

  • クライアントID:kintoneで作成したOAuthクライアントのIDを入力します

  • クライアントシークレット:kintoneで作成したOAuthクライアントのシークレットを入力します

比較

上述の通り、2つのコネクタでは認証の範囲が異なるため、利用できるAPIも異なります。

kintoneコネクタでは1つのアプリに対してしか処理を実行できず、 kintone(OAuth)コネクタでは複数のアプリに対しても処理を実行できます。

例えば、複数のアプリの情報を取得する(GET /k/v1/app.json)のようなAPIは複数のkintoneアプリを横断したAPIとなりますが、kintoneコネクタではこのAPIを実行できず、kintone(OAuth)コネクタでは実行できます。

ただしkintone(OAuth)ではエンドユーザーがOAuthクライアントを作成する必要があるため、操作の難易度が若干上がります。

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