停止

ステップの種類のうち、停止について

停止ステップとは、ソリューション内の任意のステップで、処理の実行を停止することができるステップです。

設定

実行ステータスで「成功にする」を選択すると、その実行履歴の状態は成功となります。

「成功にする」を設定
「成功にする」を設定
実行ステータスが「成功」で停止
実行ステータスが「成功」で停止

実行ステータスで「失敗にする」を選択すると、その実行履歴の状態は失敗となります。

「メッセージ」には、停止ステップにより実行失敗となった際に出力するメッセージを指定できます。

「失敗にする」と、メッセージを設定
実行ステータスを「失敗」にしてメッセージを設定
実行ステータスが「失敗」で停止 & メッセージが表示
実行ステータスが「失敗」で停止 & メッセージが表示

注意すべきケース

メッセージの記述や処理に誤りがある場合、他のステップと同様に、停止ステップ自体がエラーとなります。

以下のような設定を行った場合、実行処理は停止ステップの箇所で停止しますが、停止ステップの処理として停止するわけではなく、設定不備によるエラーとして停止します。

設定不備の例:sum関数が正しく入力されていない
設定不備の例:sum関数が正しく入力されていない
エラーによる意図しない停止
エラーによる意図しない停止

従って上記のような設定不備がある場合に エラー監視ステップの内側で停止ステップを利用すると、停止ステップの箇所で停止されないことになります。

エラー監視ステップの内側に、設定不備のある停止ステップを配置
エラー監視ステップの内側に、設定不備のある停止ステップを配置
停止ステップの箇所(4番目)で停止せず、「エラーならば」以降(6番目)へ進行
停止ステップの箇所(4番目)で停止せず、「エラーならば」以降(6番目)へ進行

これは、設定不備によるエラーをエラー監視ステップが捕捉し、「エラーならば」の内側のステップが実行されるためです。

エラー監視ステップと併用する場合は、設定に不備がないかを十分にご確認ください。

最終更新