Slack チャンネルのメンバー情報一覧を取得する

概要

SlackBot アクションでチャンネルに参加するメンバーの情報一覧を取得するカスタムアクションを構築します。

構築手順

SlackBot アクションから「カスタムアクション」を選択します。

1439
SlackBot アクションのカスタムアクションを選択します

選択したアクションに名前を付けます。 今回は「メンバー一覧取得」というカスタムアクション名にします。 この名前は、カスタムアクション名の下部分に表示されます。

1439
カスタムアクション名を設定します

呼び出す API のエンドポイントに基づいて、リクエストの HTTP メソッドを選択します。 Slack API のドキュメントを確認すると、HTTP メソッドが記載されています。 今回の場合、conversations.membersがGET メソッドを使用することを示しています。

1439
Slack APIドキュメント:conversations.members

HTTP メソッドを選択すると、アクションに関連する入力フィールドが表示されます。

1437
HTTP メソッドを選択すると、追加の入力フィールドが表示されます

リクエストパスには、/conversations.membersと入力し、https://slack.com/api/conversations.membersとなるようにします。

1437
conversations.membersのURL エンドポイントを追加します

送信するリクエストを定義します。 このAPIエンドポイントでは、tokenの他にchannelをパラメーターとして渡す必要があります。

734
Slack API ドキュメント:conversations.membersのArguments

token の扱いについて

リクエスト URL パラメーターを設定します。

1435
キーと値を入力します

レスポンスタイプを選択します。 選択後、レスポンスボディを定義する入力フィールドが表示されます。

1433
レスポンスタイプを選択すると、入力フィールドが表示されます

レスポンスボディを定義します。 まず、 Slack API のドキュメントにて、どんなレスポンス構造になっているかを確認します。

734
Slack API ドキュメント:conversations.membersのExample responses

次に、Anyflow Embed で同様の"型"と"構造"を再現、定義しデータツリーを作成します。

1429
作成した項目をドラッグ&ドロップし、構造を定義します。必要な情報のみ定義します。

定義する項目について

これで SlackBot のカスタムアクションが完成したので、テスト実行をしてみましょう。 トリガーなしでカスタムアクションを迅速にテストしたい場合は、 Click トリガーを使用してテストします。

571
Slack チャンネルのメンバー情報一覧を取得するカスタムアクションが完成

上記アクションをテスト実行した際、アクションに渡された入力をテスト履歴から確認可能です。

1438
テスト履歴:入力値

また、Slack API から返された詳細な出力値を確認し、API コールが成功したかがどうか確認可能です。

1439
テスト履歴:出力値

こちらの呼び出しは成功となりました。

最終更新