Responseステップ

概要

Responseステップは、トリガーにRequestトリガーを選択した場合のみ使用できます。

RequestトリガーはソリューションをAPIリクエストにより実行することができるトリガーですが、 Responseステップを使用すると、ソリューションの処理で得た値をAPIレスポンスとして返却することができます。

設定

RequestトリガーからResponseステップを呼び出す方法は、Requestトリガーのページをご確認ください。

このページでは、Responseステップの詳細な設定について説明します。

実行ステータス

Responseステップより後に配置されたステップは実行されません。 Responseステップは停止ステップと同様にソリューションの処理は完了にする機能を持っています。

Responseステップの「実行ステータス」の設定では、ソリューションの処理を完了する際、 ステータスを「成功」として扱うか「失敗」として扱うかを設定することができます。

  • 実行ステータスで「成功にする」を選択すると、その実行履歴の状態は成功となります。

  • 実行ステータスで「失敗にする」を選択すると、その実行履歴の状態は失敗となります。 「メッセージ」には、停止ステップにより実行失敗となった際に出力するメッセージを指定できます。

詳細は停止ステップのページを確認してください。

レスポンス名

Requestトリガーで設定したレスポンスペイロードのスキーマを呼び出すことができます。

レスポンス ペイロード

レスポンス名が指定されると、レスポンスペイロードが表示されます。 任意の値や変数をペイロードに設定することができます。

Responseステップを複数配置する

Responseステップはソリューションの中で複数配置することが可能です。 例えば以下のように、ifなどと組み合わせて状況に応じたレスポンスをすることができます。

Responseステップを直列に複数つなげることも可能ですが、先に処理されたレスポンスが優先され、そこでソリューションは停止します。つまり、以下の図では4番のステップは実行されません。

注意点

Responseステップで指定した値を返却できるのは、ソリューションの実行が5分以内で完了する場合のみです。

ソリューションの組み方によっては実行時間を短縮できる場合があるため、不安な場合はAnyflow CSチームにご連絡ください。

最終更新