キーバリューストア(KVS)アクション

概要

キーバリューストア(KVS)は、キーとバリューを組み合わせた簡易的なデータストアです。キーバリューストアを使うことで、ワークフローの実行が終了した後でもデータを保持することが可能です。

スコープ

このワークフロー

  • このワークフロー(ソリューション)の中でのみデータが共有されます。

  • ソリューションをアンインストールした時点でデータは再利用できなくなります。 (再度インストールしたとしても、以前インストールした際のデータは参照できません)

  • 例1:ソリューション内で処理したデータ件数をカウントアップし、累積データ件数を記録

  • 例2:自社プロダクトのIDを「キー」に、SalesforceのIDを「値」に設定し、データのマッピングデータを記録

すべてのワークフロー

  • このワークフローだけでなく、KVSを適用している他のワークフロー(ソリューション)にもデータが共有されます。

  • ソリューションをアンインストールしてもデータは再利用できます。 (再度インストールした場合でも、以前インストールした際のKVSのデータは参照可能です)

  • 例:

    • Salesforce連携のソリューションAにて、 自社プロダクトのIDを「キー」に、SalesforceのIDを「値」に設定し、データのマッピングデータを記録

    • その後、HubSpot連携のソリューションBにて、 Salesforce連携のマッピングデータを参照して処理を行う

ヒント

テスト時の注意

データを保存

指定したキーにデータを保存します。

838
sample というキーに対して hello world という文字列を保存

ヒント

データを取得

指定したキーのデータを取得します。

835
データを保存 した後のステップで sample キーに入っているデータを取得
390
データを保存samplehello world を保存していたので、取得が成功

キーを削除

指定したキーのデータを削除します。

358
sample を削除した後、データを取得 してみた例。valueがnullになり、削除されていることが確認できる

リストデータを保存

指定したキーにリストデータを保存します。

831
sample_list キーに ["hello", "world"] というデータを保存

リストデータの存在を確認

指定したキーのリストデータの中に、指定したデータが含まれているかを確認します。

835
sample_list キーに保存されているリストデータに、hello が含まれているかどうかを確認
364
値が含まれているのでtrue

リストデータを取得するには?

JSON形式で保存するには

データの入力モードをformulaに変更し、json_dumps関数を使うとJSON文字列として保存できます。

最終更新