Pythonアクション
デフォルトではこの機能はOFFになっています。
利用する場合はAnyflow CS担当者までお問い合わせください。
概要
Pythonコードを記述することができるアクションです。
formula ではPythonの内包表記(ワンライナー)のみをサポートしているのに対し、 Pythonアクションでは内包表記に限らず複数行のPythonコードを記述することができます。

使い方
Pythonアクションではdef main(inputs):
の形式で定義されるmain関数を実行することができます。
main関数では引数(inputs)としてオブジェクトや配列などの構造体を渡すことができます。
main関数での処理結果は戻り値として return できます。
引数と戻り値のスキーマはそれぞれ事前に定義しておく必要があります。 ただしオブジェクトの中身までは定義する必要はありません。
使用可能な記法
Pythonアクションでは、以下に示すformulaと同様の記法と、print()
を使用することができます。
セキュリティの関係上、import
は使用できません。
パフォーマンス仕様
※いずれも1回のアクション実行ごとの値です
タイムアウト
600秒(10分)
処理時間の上限値です。超えた場合はPythonアクションはエラーとなります。
インプットサイズの最大
66MiB
引数として渡すことのできるデータの最大サイズです。超えた場合はPythonアクションはエラーとなります。
アウトプットサイズの最大
66MiB
戻り値として出力できるデータの最大サイズです。超えた場合はPythonアクションはエラーとなります。
起動時間
10秒以上
Pythonアクションの起動には、最低でも必ず10秒以上の時間が発生します。
注意事項
以下の機能とPythonアクションを組み合わせて利用すると、
全ての繰り返しが完了するまでに時間を要する可能性があります。
繰り返しステップ の中で Pythonアクション を利用する

以下の機能とPythonアクションを組み合わせて利用すると、
負荷が高まり処理が失敗する可能性があります。
Anyflow CS担当者にご相談ください。
ポーリングトリガー と Pythonアクション を組み合わせて利用する

最終更新