カスタムアクション

カスタムアクションの設定方法について

概要

カスタムアクションとは、Anyflow Embed に備わっていないアクションを HTTP リクエストを経由することによって利用可能にするアクションです。

カスタムアクションを使用することにより、ゼロから何かを構築するのではなく、既存コネクタのフレームワークを使って新しいアクションを構築することが可能です。

各コネクタの API ドキュメントからアクションのリクエストとレスポンスを取得し、それがどのようなものかを Anyflow Embed に伝えることで、簡単にアクションを構築することが可能です。


コネクタサポート

Anyflow Embed のほとんどのコネクタはカスタムアクションをサポートしています。(各コネクタ随時開発中です) カスタムアクションは、コネクタのアクション選択リストから選択可能です。

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例: SlackBot アクションのカスタムアクション選択画面

また、カスタムアクションで使用可能なスコープを表示しています。 通常、スコープが必要な API のみ操作可能です。 例えば、 SlackBot のカスタムアクションを選択すると、以下のスコープのみ使用可能です。

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カスタムアクションで使用できるコネクタのスコープ一覧

📘スコープとは?

API をコールするために必要な権限です。 Anyflow Embed の操作画面(Help)に明記されているスコープを使用可能です。

スコープを変更したい場合はOAuth画面をカスタムするの方法を参考にしてください。

スコープとは?


カスタムアクションの入力フィールド

カスタムアクションの設定入力フィールドの詳細について説明します。

入力フィールド

説明

カスタムアクション名

作成するカスタムアクションに名前を付けます。

HTTPメソッド

呼び出す API エンドポイントの HTTP メソッドです。

リクエストパス

入力したURLは、ベースURLの末尾に追加されます。 例:SlackアクションのベースURLは、https://slack.com/api なので、ここで /conversations.members という値を使用すると、リクエストは https://slack.com/api/conversations.members に送信されます。

リクエストURLパラメーター

URL パラメーターを渡すことが可能です。

リクエストタイプ

JSON リクエストを渡すことが可能です。

レスポンスタイプ

API が返すと期待される出力スキーマを Anyflow Embed に説明します。これは、出力値のデータツリーを生成するために使用します。

GraphQLの場合のリクエスト方法

カスタムアクションを利用してGraphQLのリクエストも可能です。

名前「query」でString型のスキーマを作成し、値としてクエリ内容を入力してください。


利用例

最終更新