STEP4|変数の活用、デバッグ
トリガーやアクションで取得した変数を活用する、デバッグの方法について
最終更新
トリガーやアクションで取得した変数を活用する、デバッグの方法について
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STEP4では、STEP1〜3のソリューションを活用し、トリガーで取得した変数をアクションで利用する方法とデバッグの方法についてご紹介します。
こちらは、どのソリューションでも活用可能なのでぜひマスターしてみてください🎉
Lv3のソリューションのトリガーを、Google Driveトリガーに変更し、 Google Driveのフォルダにファイル/フォルダが作成された際に、トリガーで取得した情報をSlackのメッセージで投稿するソリューションを設定します。
Google Driveトリガーを選択します。
フォルダIDを、テキストで直接入力します。
フォルダIDは、Google DriveのURLから取得します。
上記のように、フォルダIDでフォルダを直接指定することも可能ですが、エンドユーザーにフォルダを選択してもらうことも可能です。 詳細の設定方法については、Google Driveトリガー をご確認ください。
SlackBotアクションの、メッセージ内容欄にカーソルを合わせクリックします。 クリックすると、左側に変数ウィンドウが表示されます。 変数ウィンドウからトリガー名の項目をクリックします。
クリックすると、変数一覧が表示されます。
メッセージ内容をテキストで入力し、変数ウィンドウから使用したい変数を選択します。
以上で、ソリューションエディターの設定は完了です。
以上で、全ての設定が完了です🎉
無事にテストが成功しました🎉
設定で指定した変数が正しくメッセージ内容に反映されているか確認します。
もしテスト実行が失敗した場合は、エラーになったステップが赤枠で表示され、デバッグタブに赤文字でエラーメッセージが表示されます。
エラーメッセージは、エラーになったステップのアプリから返ってきたAPIのメッセージが表示されています。
すなわち、上記画像の channel_not_found
は、Slackから返ってきたエラーメッセージになっています。
エラー原因を特定するためのヒントとしては、赤文字のエラーメッセージが大きなヒントとなるので、一番はじめにエラーメッセージを確認することをおすすめします。
エラーメッセージが解読できない場合は、エラーになったアプリのエラーメッセージを検索するなどして、ソリューションの組み立てとテストを繰り返しソリューションを構築していきます。
今回は、デバッグの方法をお伝えする例として、以下を題材に説明します。
エラーメッセージを確認すると、channel_not_found
となっており、直訳すると チャンネルが見つかりません
という内容になります。
上記を踏まえて、"Slackでメッセージを投稿する際に指定しているチャンネルが見つからない可能性がある" という仮説を立てます。
エラーになったステップが赤枠で表示されているので、該当のステップをソリューションエディターから確認します。
チャンネルが見つかりません
というエラーメッセージだったので、[投稿するチャンネル] を確認します。
確認すると、本来 CU95KHWMC
というSlack IDのチャンネルを指定していたはずが、末尾のテキストが抜けて、CU95KHWM
というチャンネルにメッセージを投稿するように指定していました。
CU95KHWM
というチャンネルは存在しないため、エラーが発生したということになります。
上記にて原因が判明したため、SlackのチャンネルIDを正しい形で入力し、もう一度テスト実行をしてみましょう。
無事にテストが成功しました🎉
今回は、エラーメッセージをヒントにすぐに解決に辿り着きましたが、エラーメッセージのみで原因がわからない場合は、入力値タブや出力値タブを確認しながらソリューションの組み方に問題がないかを確認します。
今回のセクションでは、トリガーで取得した変数を後続のアクションで使用する方法とデバッグの方法について学ぶことができました。 変数については、トリガーだけではなくアクションで取得した変数も使用可能なので、様々な内容を試してみてください。
今回のトライアルツアーでは、SlackBotコネクタにデフォルトで設定してあるAnyflow の Bot からメッセージ投稿を行いました。独自のSlack Bot を設定したい場合は以下のレシピを参考にしてください。
余力があれば、ぜひ中級編のトライアルツアーに進みましょう🏃
中級編のツアーでは、自社の独自アクションや独自トリガーを作成することで、より自社プロダクトに合ったソリューションを作成できるように説明していきます。
今回、Google Driveのコネクタを追加したので、Google Driveのアカウント認証するための設定を行います。 と同様の方法で設定します。
と同様の方法でテスト実行を行います。