freee人事労務の勤怠データを取得する

freee人事労務から勤怠データを取得する方法について

このレシピについて

freee人事労務の「勤怠データ」とは

freee人事労務で従業員が登録した勤怠に関する情報です。 (参考:勤怠を入力・管理する – freee ヘルプセンター

freee人事労務API を利用することで、指定した従業員の 勤怠データを取得できます。

freee人事労務の「勤怠データ」の構造

{
  "break_records": [],
  "clock_in_at": "2024-04-27T02:48:11.380Z",
  "clock_out_at": "2024-04-27T02:48:11.380Z",
  "date": "2024-04-27T02:48:11.380Z",
  "day_pattern": "normal_day",
  "schedule_pattern": "",
  "early_leaving_mins": 0,
  "half_paid_holiday_mins": 0,
  "half_special_holiday_mins": 0,
  "hourly_paid_holiday_mins": 0,
  "hourly_special_holiday_mins": 0,
  "is_absence": false,
  "is_editable": true,
  "lateness_mins": 0,
  "normal_work_clock_in_at": "2024-04-27T02:48:11.380Z",
  "normal_work_clock_out_at": "2024-04-27T02:48:11.380Z",
  "normal_work_mins": 0,
  "note": "string",
  "paid_holiday": 0,
  "special_holiday": 0,
  "special_holiday_setting_id": 0,
  "use_attendance_deduction": true,
  "use_default_work_pattern": true,
  "use_half_compensatory_holiday": false,
  "total_overtime_work_mins": 0,
  "total_holiday_work_mins": 0,
  "total_latenight_work_mins": 0,
  "not_auto_calc_work_time": false,
  "total_excess_statutory_work_mins": 0,
  "total_latenight_excess_statutory_work_mins": 0,
  "total_overtime_except_normal_work_mins": 0,
  "total_latenight_overtime_except_normal_work_min": 0
}

Anyflow Embedで取得する

Anyflow Embedでfreee人事労務の勤怠データを取得する手順を紹介します。

freee人事労務に登録された特定従業員の特定日の勤怠データをスプレッドシートに一括追加するというシンプルなソリューションを作成し、従業員の勤怠データを把握します。

1. Clickトリガーを設定する

Clickトリガーを設定します。

2. freee人事労務コネクタを設定する

freee人事労務コネクタを追加します。

3. 事業所の入力アシストを設定する

以下の通りエンドユーザー変数を作成します。

ウィザードの設定に移動します。 「事業所」のエンドユーザー変数の入力方法をアシストにし、事業所一覧を取得できるようにします。

4. 「従業員ID」と「日付」のエンドユーザー変数を設定する

以下のように「従業員ID」のエンドユーザー変数を設定します。型は「String」を選択します。

次に、以下のように「日付」のエンドユーザー変数を設定します。型は「Date」を選択します。

5. freee人事労務のカスタムアクションを設定する

freee人事労務コネクタを以下の通りに設定します。

設定項目名
設定値

カスタムアクション名

勤怠データを取得

HTTPメソッド

GET

リクエストヘッダー

※ 設定不要

リクエストタイプ

※ 設定不要

レスポンスヘッダー定義

※ 設定不要

レスポンスタイプ

json

「リクエストパス」には以下の設定を行います。エンドユーザー変数から「従業員ID」「日付」を選択し、パスの中に含めます。

api/v1/employees/{従業員ID}/work_records/{日付}

「リクエストURLパラメータ」には以下の設定を行います。エンドユーザー変数から「事業所」を選択し値に設定します。

また、「レスポンスボディ定義」には以下の設定を行います。

6. スプレッドシートの列名を設定する

スプレッドシートコネクタを追加し、以下の通りに設定を行います。

設定項目名
設定値

アクション

1行追加

スプレッドシートID

任意のスプレッドシートID

シートID

任意のシートID

「ヘッダーの列名」は以下の通りに設定します。

clock_in_at
clock_out_at
normal_work_mins
is_absence

「行データ」にも同じ様に設定します。

7. スプレッドシートに一行追記する

スプレッドシートコネクタを追加し、以下の通りに設定を行います。

設定項目名
設定値

アクション

1行追加

スプレッドシートID

任意のスプレッドシートID

シートID

任意のシートID

「ヘッダーの列名」は以下の通りに設定します。

clock_in_at
clock_out_at
normal_work_mins
is_absence

「行データ」は以下の通りに設定します

8. ウィザードを設定する

必要な認証をウィザードに追加します。

9. テストを行う

テストを行うと、スプレッドシートにデータが追加されていることがわかります。

最終更新