ZoomコネクタとZoom(カスタム)コネクタの違い

概要

Zoomコネクタには二種類が存在します。このページではその違いを紹介します。

Zoomアプリの認証
Zoomアプリの認証
Zoom(カスタム)アプリの認証
Zoom(カスタム)アプリの認証

比較

#
アプリ
エンドユーザーの認証方式
ベンダーに必要な作業

#1

Zoom

ZoomアカウントでのOAuth認証

- OAuthクライアントの作成 - OAuthクライアントの審査提出 - AnyflowへのクライアントID/シークレット共有

#2

Zoom (カスタム)

エンドユーザー自身がOAuthクライアントを作成。 そのクライアントID/シークレットで認証

特になし

#1の場合、デフォルトではZoomアプリ(#1)のOAuthクライアントはAnyflow製のものとなるため、ベンダー自身のクライアントに変更する必要があります。

#2の場合、エンドユーザー自信がOAuthクライアントを作成する必要があります。

Zoom OAuthクライアントの作成方法

アプリマーケットプレイスへアクセスし、サインインします。

次に、アプリ登録画面へ移動し、OAuth の「Create」をクリックします。

任意のアプリ名を入力し、「Admin-managed」を選択します。

App Credentialsの設定にて、「Redirect URL for OAuth」と「Add allow lists」に以下の情報を入力します。

Scopes の設定にて、Add Scopes を選択します。

プロダクトごとに、セクションと具体的な Scope が表示されます。

Scopeについて

Zoomコネクタ(#1)を使う場合は以下の Scope を設定します。

プロダクト
セクション
スコープの説明
スコープ

Meeting

View all user meetings

View a meeting

meeting:read:meeting:admin

View and manage your meetings

Create a meeting for a user

meeting:write:meeting:admin

View live streaming meeting token information

View a meeting live streaming join token

meeting:read:live_streaming_token:admin

This scope allows an app to view an account’s user’s local recording meeting token information

View a meeting local recording join token

meeting:read:local_recording_token:admin

User

View all user information

View a user

user:read:user:admin

View users information and manage users

Create a user

user:write:user:admin

Zoom(カスタム)コネクタ(#2)を使う場合は、必要に応じて適切なスコープを設定してください。

右下の Continue ボタンをクリック後、メニューの App Credentials を選択し、 Client ID と Client secret をコピーします。

ID/Secretについて

Zoom(#1)の場合は、ベンダーが上記のClient ID と Client secret をAnyflowに共有します。

Zoom(カスタム)(#2)の場合はエンドユーザーが上記のClient ID と Client secret をウィザードに入力します。

公開申請について

Zoomアプリ(#1)の場合は、ベンダー以外の組織のユーザーでも使用できるようにするために、アプリを公開申請する必要があります。「作成したアプリ一覧」でリクエストを行います。

Zoom(カスタム)(#2)の場合はエンドユーザー自身のみが利用し第三者への配布は行わない想定のため、公開申請は不要です。

最終更新